[自転車] 自転車の素晴らしさについて語る(4)

自転車に慣れてくると、自分の力を試したくなるかもしれない。

距離に挑む

センチュリーラン」というイベントがある。これは、センチュリーマイル、即ち100マイル=160kmを走るというイベントだ。もちろん、自転車で。
「自転車で100km以上走る」なんていうと大抵の人はぎょっとするかもしれない。しかし健康な大人なら、特別に運動能力が高い人でなくても、定期的に練習をすれば無理なく走れる距離である。センチュリーランを完走できれば、大きな自信になるだろう。もちろん無理は禁物だ。はじめてセンチュリーを目指すなら、50km、100kmと、徐々に距離を伸ばしていこう。

さて、センチュリーに飽き足らない人にはブルベというイベントがある。これは最長1200kmを90時間以内に走破するというものだ...

高さに挑む

センチュリーランと並んで人気が高いのが、「ヒルクライム」だ。文字通り、自転車で山を登るイベントである。日本で最も有名な、「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」では、3000人のサイクリストが距離22km、高度差1500mの坂道をひたすら登り続ける。ゴールは標高3000メートルに近い。
自転車でわざわざ坂を登りにいくというのは、理解しがたいかもしれない。私にとっても説明不能である。それでも、ヒルクライム大会はどこも盛況だ。

さて、ハワイでは毎年Cycle to the Sunというイベントが開催されている。この大会では、海抜ゼロメートルから、標高3000メートルのハレアカラ山頂まで、58kmを一気に登る。速い人で2時間少々、遅い人で7時間弱ほど。私もいつか参加したいと考えている。

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