[旅] マカオでギャンブル?

i野氏の誘いにのって、一人ならまず確実にいかないであろうマカオのカジノにいくことにした。上湾(シェンワン)というところまで地下鉄で移動し、そこから高速フェリーに乗り、1時間程度でマカオに着く。ポルトガル租借地だったマカオは現在中国の特別行政区になっているが、香港からマカオに入るにはパスポートが必要だ。
ホテル・リスボアという老舗カジノに入って、i野氏の指導により素人はまずスロットだ、ということでスロットマシーンをはじめる。大当たりがでると1億くらいらしい。初めて知ったのだが、スロットマシーンはコインをいれたらバーを引くだけで、人間が介在する余地がない。完全に確率の世界である。とりあえず無心にやってみるが、どうも作業をさせられている感がぬぐえない。ギャンブルが好きな人だとエンドルフィンがどばどばでるのだろうか?
奥の方に向かうとバカラや大小*1のテーブルが並んでいる。ルーレットやブラックジャックはマイナーである。
眺めている分には面白いけど、あまり自分でやる気にならない。性格的に向いていないのかも。
ほどほどにすったところで、もう香港に帰るというi野氏と別れてマカオ市内を歩く。表通りも猥雑で面白いが、裏通りの寂れた感じも風情がある。多少雨に降られるが、雨宿りをしながら歩き回り、モンテ砦という17世紀の城砦跡まで登る。やっぱりギャンブルよりこっちのほうが面白いなあ。
Cafe e NATAという店に行列ができていたので覗くと、皆エッグタルトを食べている。そういえば香港・マカオはエッグタルトが名物らしいと思い出し、試しに食べてみた。できたてでカスタードが熱く、なかなかいける。
17:30頃にフェリー乗り場に戻ると、為替交換窓口が営業終了で、マカオの通貨パカタが両替できない。香港に戻ってもパカタは両替できないらしいのでフェリーターミナルで適当に土産を買う。どうも、行政ぐるみで金落とすように仕掛けられている気がするぞ。

*1:サイコロを3つ使った賭博