[時事] UAWの反論 「UAWのメンバーと自動車産業の真実」

http://www.uaw.org/auto/12_02_08auto1.cfm

Q:UAWメンバーは本当に時給73ドルも貰っているのですか?
A:いいえ。
クライスラーGM、フォードのUAWメンバーの時給は新人で14ドル、組み立て工で28ドル、熟練工でも33ドルです。
日産、本田、トヨタの労働者の時給はこれより若干低いだけです。また企業業績の分配により、ここ数年は典型的なトヨタ労働者は通期ではGM労働者よりも多くの報酬を得ています。
「時給73ドル」に関する指摘は古い情報に基づくもので、かつ不正確です。それには現役労働者に対する健康保険、年金コスト、その他の報奨金だけではなく、退職した労働者に対する健康保険、年金などの福利厚生コストが現役労働者のコストに上乗せされて算出されています。この種のコストは現役労働者によって費消されておらず、「労働者の収入」として表現するのは不適切です。
さらに、GMクライスラー、フォードの総労働者コストは2005年および2007年のUAW労働者協定の改定によって大幅に引き下げられました。退職者に対する健康保険の見直しや新規労働者の給与引き下げ、またその他の契約上の譲歩により、米国自動車メーカーと海外の自動車メーカーの労働者コストの差はほぼ解消されるはずです。ある独立系アナリストはGMの労働者コストはまもなくトヨタのそれを下回るだろうとさえ予測しています。(Detroit Free Press, Jan. 13, 2008)

Q:労働者コストは自動車の製造コストの多くを占めるのですか?
A:いいえ。
自動車の製造コストのうち、労働者コストは10%程度です。研究開発、部品、広告、マーケティングおよびマネジメントオーバーヘッドが他の90%を占めます。

>>続く